転職5回、失業保険を3回もらった、元ハローワーク職員が失業保険を正々堂々もらう方法を紹介します。

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起業準備をしたら失業保険をもらえない?

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(質問)

失業保険をもらいながら就職活動をしています。なかなか次の就職先が決まらず、自営で何かできることはないかと並行して探しています。起業した友人から、起業する場合は、準備中でも失業保険をもらえば不正受給になると聞きました。どこからが準備でどこまでなら大丈夫なのでしょうか?

起業準備中でも場合によっては失業保険をもらえます

案内OL_黄従来は、起業準備段階の人は、「自営を開始または自営の準備に専念する人」になり失業手当の給付対象外でした。

ただし、今年(平成26年9月現在)から起業準備についての解釈が少し緩やかになりました。起業準備中でも失業保険を受給できる場合があります。ハローワークでの取り扱いは下記のとおりです。

 内職、自営及び任意的な就労等の非雇用労働へ就くことのみを希望している者については、労働の意思を有するものとして扱うことはできない。ただし、求職活動と並行して創業の準備・検討を行う場合にあっては、その者が自営の準備に専念するものではなく、安定所の職業紹介に応じられる場合には、受給資格決定を行うことが可能となるので留意すること。ここで、自営業の開業に先行する準備行為であって事務所の設営等開業に向けた継続的性質を有するものを開始した場合は、原則として、自営の準備に専念しているものと取り扱うこと。一方で、事業許可取得のための申請手続、事務所賃借のための契約手続等の諸手続(当該諸手続のための書類の作成等の事実行為を含む。)を行っているに過ぎないような場合は、その行為が求職活動の継続と両立しないようなものでないかどうかについて、個別具体的な事情を勘案して判断すること。

要約すると、就職活動も並行してしていることが条件です。OKかの判断は下記が目安になります。

▶事務所の賃貸借契約や許可取得の手続きのみ →就職活動と両立できるのでOK。

▶事務所や店舗を借りて内装等をしている →自営に専念すると判断されアウト。

失業中に起業する可能性がでてきた場合は、後々、問題にならないようにハローワークで相談してください。

起業する前にホームページを作っておくと開業の成功率が高くなる理由

どんな商売をするのでしょうか?

自分の会社が

・誰に
・何を
・いくらで
・どれくらいの回数
・どのような方法で

提供するのか。

考え中ですよね。それとも、もう準備をされているのでしょうか。

ひとことで起業と言っても方法はさまざまです。
・デザイナーやコンサルタントなどのフリーランスとしての独立
・美容室や飲食店などの店舗の開業
・ネットショップでの開業
・フランチャイズでの起業
・将来的に事業を売却をめざしたスタートアップ

自分の商売・ビジネスを整理するのにおすすめなのがホームページを作ってみることです。

というのも、ホームページをつくってみると、自社が
・誰に
・何を
・いくらで
・どんな方法で
提供するのか、ということが整理できます。

ホームページをつくっていると事業計画の作成に役に立ちます!

ゆくゆくはHP制作会社に依頼する場合でも
自分でHP作成の経験があるとHP制作費用でぼったくられることはないはずです。

HP制作の経験がないと、大した仕事はしていないのに
かなり割高な金額が請求されても分かりません。

そういう意味でも、時間がある今のうちにつくってみるのをお勧めします。
本格的に事業がはじまると、自分でホームページをつくっている時間はないはずです。

昔とちがって、今ならブログ感覚でホームページを作成できます。作成方法もネットで検索するとすぐに答えが見つかります。

昔はプロのみが制作できたホームページですが、今では中学生でもつくっています。

最近では、ホームページをつくる際に必要だったサーバー代も月1000円程度で利用できるようになったので、中学生のお小遣いの範囲内です。

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