Q18. 失業して収入がなくなったことにより、住宅ローンの支払いについて返済方法の変更を行うことができるような仕組みはあるのでしょうか。
A18. 住宅ローンは返済期間が長期にわたるため、子どもの進学や失業といった生活状況の変化や収入の変化によって、ローンの返済に影響が生じることがあります。
住宅金融支援機構の場合
住 宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)では、各支店及びお客様コールセンターにおいて、旧住宅金融公庫融資及びフラット35融資の返済に関する相談をお受けし ております。また、生活状況の変化などが生じた場合でも安心して返済が続けられるよう、さまざまな返済方法変更メニュー(返済期間の延長、一定期間におけ る返済額の減額など)を用意しています。返済方法変更を利用する場合は一定の要件がございますので、まずは住宅ローンの融資を受けた金融機関の窓口あるい は住宅金融支援機構各支店又はお客様コールセンターにお問い合わせください。
銀行の場合
ま た、全国銀行協会の「全国銀行協会相談室」では、銀行等の住宅ローン返済にお困りの個人の方を対象に専門のカウンセラーによる「カウンセリングサービス」 を無料で実施しています。上記のほか、全国各地の銀行協会では、銀行業務に関するご相談窓口として「銀行とりひき相談所」を設置(全国51か所)してお り、銀行の住宅ローンに関する相談を受けています。
労働金庫の場合
このほか、労働金庫では、勤務先企業の業績悪化等の理由により収入が減少した方等を対象として、住宅ローンの返済方法の変更や借換え等の相談に応じております。
その他各金融機関の場合
さらに、各種金融機関においても、相談窓口の設置や返済方法変更のメニューを用意していますので、詳しくは借入先の金融機関にお尋ねください。
主なお問い合わせ先は次のとおりです。
→お問い合わせ先:
- 住宅金融支援機構各支店・お客様コールセンター
- 全国銀行相談室(カウンセリングサービス)
- 銀行とりひき相談所
- ろうきん相談所
- 全国しんきん相談所
- しんくみ相談所